Q&A 設計編

Q5

下水道圧送管路の耐震計算は、どのように行うのですか?

A 下水道施設の耐震対策は、『下水道施設の耐震対策指針と解説−2006年版』(社)日本下水道協会に準じて行います。指針によると、汚水圧送管および送泥管は『水道施設耐震工法指針・解説』を参考にするとなっています。
また、計算方法については(社)日本下水道協会より下水道施設耐震計算例−管路施設編−が発行されています。こちらも参考にしてください。
 
『下水道施設の耐震対策指針と解説』(社)日本下水道協会より抜粋

表 レベル2地震動に対する機能保持の考え方
管路施設
部位
査項目と許容値
マンホール
及び管きょ
マンホールと管きょの接続部
・マンホールと管きょの接続部における屈曲角及び
 抜出量は、土砂流入が起こらない値以内とする。
管きょと管きょの継手部
・継手部における抜出量及び屈曲角は、土砂流入が
 起こらない値以内とする。
マンホール本体部
・RC構造及びプレキャスト製マンホールは、終局限界状態
 以内とする。
・開削工法では、埋戻し土の液状化により浮上がり、 緊急
 輸送道路等における車両交通へ支障を与えないように
 する。
・プレキャスト製マンホールの組立ブロック継手部の目地
 開き量は、土砂流入が起こらない値以内とする。
管きょ本体部
・管材各々の材質に応じ、断面崩壊等に至らない耐力以内
 とする。
・開削工法では、埋戻し土の液状化により浮上がりや路面
 沈下により、緊急輸送道路等における車両交通へ支障を
 与えないようにする。
矩形管きょ
及び開きょ
マンホールと本体の接続部
・マンホールと本体の接続部における屈曲角及び抜出量
 は、土砂流入が起こらない値以内とする。
本体と本体の継手部
・継手部における抜出量及び屈曲角は、土砂流入が起こら
 ない値以内とする。
・プレキャスト製で縦断方向に本体を連続的に緊結する
 場合は、各継手の開きおよび緊結した本体が縦断方向の
 不同沈下等により流下機能に支障を生じさせない値以下
 とする。
本体部
・RC構造及びプレキャスト製は、終局限界状態内とする。
・開削工法では、埋戻し土の液状化により浮上がりや路面
 沈下により、緊急輸送道路等における車両交通へ支障を
 与えないようにする。
シールド
トンネル
マンホールとの接合部
・マンホールと管きょの接合部における屈曲角及び抜出量
 は、土砂流入が起こらない値以内とする。
一次覆工部
・リング継手部等の部材の破損がなく、リング管の目地開き
 量は止水が修復可能な範囲とする。
二次覆工部
・二次覆工部の鉄筋の有無にかかわらず、ひび割れしても
 流下機能に支障を生じないようにする。
雨水吐き室
及び吐き口
本体部
・終局限界状態内とする。
・開削工法では、埋戻し土の液状化により浮上がりや路面
 沈下により、緊急輸送道路等における車両交通へ支障を
 与えないようにする。
汚水圧送管
及び送泥管
本体部
・「水道施設耐震工法指針・解説」を参考にする。
・開削工法では、埋戻し土の液状化により浮上がりや路面
 沈下により、緊急輸送道路等における車両交通へ支障を
 与えないようにする。

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