Q&A 設計編

Q13 下水道用ダクタイル鋳鉄管を用いて露出配管を行う場合に注意する点はありますか?
A

 下水道用ダクタイル鋳鉄管を露出して配管する場合は、次の点に注意する必要があります。

1.継手部のゴム輪の老化
 露出されている継手部には日光、紫外線、酸素などが作用しますが、ゴムが直接さらされる部分はごく僅かであり、特に問題ありません。
2.温度差による管の伸縮
 一般に使用されている継手(K形、T形、S形、SII形など)では、管有効長分の伸縮量(6m直管の場合、温度差30℃で約2mm)を十分に吸収します。伸縮量のない離脱防止継手(KF形、UF形など)を用いている管路や鋼管との接続部分では、継ぎ輪や伸縮継手を用いる必要があります。
3.管支持、曲管防護
 管の支持は直管1本あたり1〜2ヶ所の支持台を標準としています。傾斜地の配管では雨水または地下水の水流による埋戻し土の流出、コンクリート基礎の浮上り、倒れなどが生ずる恐れがあるため十分な支持台の検討、施工が望まれます。
 また曲管、T字管などの異形管部にはコンクリート防護工や離脱防止継手などで管が移動しないように固定します。
4.管体防護
 道路沿いでは交通車輌の衝突、山地では落石などの恐れがありますので、状況に応じた管体の保護を行う必要があります。
5.外面塗装
 環境条件に合った塗料を用います。日本ダクタイル鉄管協会では、露出配管における外面特殊塗装に用いる塗料および塗装方法について規格(JDPA Z 2009−1992)で定めています。


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